今回は、ASUSとランボルギーニがコラボしたノートパソコン「VX7SX」のレザー製パームレストにレザーズーム!
ご覧の通り、ズームしても毛穴は確認できません。革らしき素材に毛穴が確認できない場合、それは合成皮革(合皮)であるか、あるいは表面に何らかの処理が乗っかっている本革であるかの二つの可能性が考えられます。
このパームレスト部分をASUSは公式に”leather-trimmed palm rests”だとか”genuine leather”と呼んでいますので、何らかの本革であることは間違いありません。
ただ、この革の原産地がどこなのか、はたまた鞣し行程はどの国で行われたのかという情報までは公にされていません。
たかだかノートパソコンのパームレストについてそこまで情報を公開するとかえって違和感が生じるだけですが、ランボルギーニとのコラボということでその意外性に期待する心もあります。
このVX7SXという機種はランボルギーニとコラボだけあって、
ランボルギーニをモチーフにした意匠も凝ってますし、
キーボードも間接照明のように優しい光を放っています。
そもそも、このパソコンを購入したとき、
ノートパソコンなのに随分とこだわった箱に入ってるもんだと感心しました。
さて、このパームレスト部分に仮にステッチが存在しておらず、触ることもできずに目で観察するだけで判断しないといけないとなると、「シボの風合い」で革と判断する他ありません。
個人的にこのパームレストのような革は判別が難しく感じます。見た目がパサパサと乾燥しているようでありながら、触るとしっとりとしているからです。しっとり感が伝わってきません。合皮判別士、あるいは本革判別士などという士業が存在するなら、どういう基準で判断するのか教えを請いたいところです。
「ほこ×たて」というテレビ番組がありますが、「誰にも合皮と見破られない合皮メーカー」と「本革一筋云十年の職人」対決を、是非とも組んで欲しいと切に願います!
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